【ストレス発散!?】インドのホーリーはカオスな無差別色かけ祭り！【ストレス溜まる⁈】

わっしょい( ˆoˆ )/
世界のお祭りを巡る、奇祭ハンターのちよ子(@tailovene)です。

日本はさ、
「他人に迷惑かけちゃいけません」って教えられて育つけど、

インドでは
「迷惑かけずに生きることは難しいんだから、他人の迷惑も許しなさい」って教えがあるんだって。

迷惑かけずに旅することも仕事することも私には困難なんだ。甘えすぎてごめんね。 pic.twitter.com/OLU8wJphAd

— ちよ子/奇祭ハンター (@tailovene) February 7, 2019

大好きなインドの教えです。
「他人の迷惑も許しなさい」・・・まさにこのお祭りのためにあるかのような言葉なくらいクレイジーでした！笑
世界で一番カラフルでクレイジーなお祭りでも有名なホーリーをご紹介！ヒアウィーゴー！

ホーリーとは

写真の通り、色とりどりのカラフルな粉（ヘナ）を無差別に付けてかけ合うお祭りです。

インドのヒンドゥー教の神話や地方の習慣、春を迎える豊作祈願のお祭りとしてさまざまな由来のある、1年の中でインド全土盛大に盛り上がるイベントのひとつです。

ホーリーの開催日時

毎年3月の満月頃、2日間開催されます。

1日目「ホーリー」…ホーリカーという女性の人形を焚き火の儀式で燃やし、悪霊を追い払います。
2日目「ドゥルヘンディ」…クリシュナの神話に基づき、カラフルな粉をかけ合い音楽に合わせて踊る賑やかな夜を過ごします。

1日目の日没から2日目の日没まで行われますが、盛り上がりのピークは2日目の午前中！
2～3週間前からすでにお祭りムードで過ごせますよ！笑

▼2020年のホーリーの様子はこちら

前回の旅で仲良くなったインド人スーさん👳🏾‍♂️からホーリーの様子が届きました！
みんなカラフルになっちゃって♡とっても楽しそう〜！🥺❤️
あぁん行きたかったなぁぁあ#HappyHoli #すべてはコロナのせい pic.twitter.com/eqQcOswMc3

— 奇祭ハンターちよ子 (@tailovene) March 10, 2020

ホーリーが最も盛り上がる場所

ホーリーはインド全土で開催されますが、特に盛り上がるのは北インド。
その中でも人が異常なほどに集まる注目スポットは主に4つ！

隣国のネパールやスリランカなどでも一部行われます。
※国や地域によって満月の意味合いが少し異なるため、多少1,2日ズレることもあります。

クリシュナが祀られている『ブリンダーバン』

ブリンダーバンは、ヒンドゥー教の大人気クリシュナ神が祀られていることで有名な寺院で、ホーリーの時期は熱狂的な信者たちが集まります。

寺院の祭壇にはクリシュナ神が祀られていて、少しでも近づきたい信者たちが揉みくちゃになります。スリや怪我には注意してください。

ヒンドゥー教7大聖地『マトゥラー』

ブリンダーバンから南に約15kmほどと近い町のマトゥラー。
ヒンドゥー教の大人気クリシュナ神の生誕地としてヒンドゥー教7大聖地のひとつとして有名です。

ガンジス川のある『バラナシ』

母なるガンジス川として知られるインド一大聖地のバラナシ。
ガンジス川にいる牛もお構いなしにカラフルになってました笑

キャメルフェスティバルもやってる『ジャイプール』

ホーリーと同時期に開催されるキャメルフェスティバル。
ここではカラフルに着飾ったラクダとホーリーを楽しめます！

ホーリーの由来はふたつ

ホーリーの由来は大きく2つあります。

クリシュナの神話から

神話で登場するクリシュナは、ヴィシュヌ神の第8番目の化身。

クリシュナは自分の色黒な肌に比べて、白い肌の恋人ラーダにとても憧れていました。
母親のヤショーダに相談したところ、「ラーダの顔に好きな色を塗ってみたら？」と話したそう。
その言葉の通りにクリシュナはラーダの顔に色を塗ったことが19世紀の絵画を描かれているそうです。

カシミール地方の習慣

インド北部のカシミール地方では、悪魔祓いの日に粉などを振りまく儀式があります。
これは、悪魔ビシャーチャが家に侵入するのを防ぐために泥などを投げつけて追い払ったそう。これが現在の色水と形を変えたと言われています。

汚れるための・汚れないための「準備・対策」

ホーリーではカラフルな粉を無差別に勢いよく付けられるので、外に出る際は必ず汚れます！絶対！100％！
むしろ「汚れたい！」と汚れに行く外国人観光客が多いかと。

汚れるための準備

ホーリーをしっかり記録に残すならやっぱり
・防水カメラ！

・速乾タオル

・クレンジングオイル

※遊びすぎて染まっちゃったら現地の食器用洗剤で！w

汚れないための対策

・貴重品管理はジップロックが便利♡

・お祭り参戦前にオリーブオイルを塗ってみよう！

全身真っ黒な油まみれ！南スペイン最大の奇祭カスカモラスわっしょい( ˆoˆ )/ 世界のお祭りを巡る、奇祭ハンターのちよ子(@tailovene)です。 みんなぁ〜トマティーナ&#x...

ホーリーを楽しく過ごすための注意点

・集団で楽しもう！
ホーリー中は安全面にとにかく注意してください。
現地インド人からの集団リンチやレイプの被害がとても多くなる時期でもあります。ホーリーは日中がメインとなるので、夜はゆっくりホテルで過ごすのをおすすめします～！

まとめ

まだまだカースト制度の名残が残るインドですが、ホーリーのときだけは階級・性別・年齢・宗教は一切関係ありません。

この日だけは無礼講が許される特別な一日なので、ハメを外すインド人が多いこと多いこと。笑

外国人観光客の参加も多いので、現地のインド人含めいっしょに気を付けて楽しんでください！！！！