わっしょい( ˆoˆ )/
世界のお祭りを巡る、奇祭ハンターのちよ子(@tailovene)です。
みんなぁ〜トマティーナ🍅は楽しみましたか?
必要な持ち物もほぼそのままでOK!
つぎは真っ黒になる奇祭「カスカモラス」へ参戦しましょう~~~!
カスカモラスで真っ黒になるという流れは今後の旅人たちのトレンドとなるでしょう!
目次
真っ黒になるカスカモラスとは?
南スペインアンダルシア地方の究極の奇祭~~~!ふぅーーっ!!
真っ黒な油を全身に塗りたくり、隣村同士の聖母像の奪い合いを3日間に渡って撃退し合うお祭りです。
お祭りの名前にある「カスカモラス」とは村のリーダーの名称で、このカスカモラスを筆頭に村の人たちは聖母像の争奪戦をくり広げます。
カスカモラスの開催日時
毎年9月6~9日までの3日間の開催と固定されています。
6日の夕方頃から準備を開始。
18時の号砲とともにカスカモラスが始まります!
カスカモラスの開催場所
お祭りはバサ(Basa)とグアディックス(Guadix)のに拠点で3日間行われます。
6日はバサからグアディックスへ、そして翌日はグアディックスでは色水かけ、最終日はグアディックスからバサへと戻り、教会で仲直りのミサがあるそうです。
※グアディックスでのカスカモラスは、赤茶やカラフルな塗料を全身にかけ合うのが特徴。
バサでのお祭りスケジュール
祭りはバサ村の小高い丘の上からスタートします。
16時から18時ころ、山頂まで登るとそこには真っ黒でヌチョヌチョの油がたっぷりと入ったドラム缶が何個も用意されていて、村人みんなで塗り合ったり、掛け合ったり、グアディックスの者たちを追い出す為の準備をします。
ベッチョベチョに遊んでるうちに18時の号砲が鳴り、丘の上からみんな一気に村の中心へと駆け下ります!そして村のセントロでグアディックスからきたカスカモラスを撃退します!
カスカモラスの歴史
およそ500年以上前から現在まで伝わっているビルヘン・デ・ラ・ピエダ(慈悲の聖母)のお祭り。
このお祭りの由来は、バサに出稼ぎしに来ていたグアディックスの者たちが聖母像を発見。
その聖母像は発見された場所のバサに安置されることが決定されたのですが、発見者のグアディックスの者は納得せず、発見した自分たちの村グアディックスに安置すべきと猛抗議!
ここから聖母像を巡るバサ村とグアディックス村との村の争いが始まったとされています。
そして、カスカモラス(cascamorras)と呼ばれるリーダーを中心に、
安置されている守護聖母像を我が物にしようとグアディックスから3km離れたバサへと奪還しに来る!
奪還しに来たグアディックスの者たちを、バサの村の住人たちが真っ黒の油を身体全体に塗りたくり待ち構え、卵や色水を投げつけて撃退します!
お祭りではその背景を再現し、バサ村の人々は山頂から村の中心へと建物の壁の至るところに黒い手痕をペタペタと付けながら駆け下り、リーダー(カスカモラス)が掲げる旗を中心に集まります。
カスカモラスに参加して便利だった持ち物
・もはや旅には欠かせないのがGoPro!
・かかとストラップ付きのサンダル
丘を駆け降りるときはしっかり固定できるストラップ付きがおすすめ!
▶ラ・トマティーナと同じような環境なので、持ち物もほぼおなじ!
・しっかり洗うためのボディスポンジ
真っ黒の油を塗るまえにオリーブオイルを身体に塗りたくってる地元の人たち。
なんでもあとで落ちやすくするためなんだとか・・・!
なので、・油をぬる前に塗るオリーブオイルも用意してほうがいいみたいですね!
オリーブオイルは現地での購入がいいかもしれません!
(私自身、塗ってなかったから何とも言えないんですけど)
▶宿の人から高圧放水を浴びせられ、食器洗い洗剤で初めて髪も顔も身体中洗った裏話はこちらのマンガで!笑
まとめ
もう二度とこんなふうに冷水を浴びせられるのはゴメンだけど・・・!
「2度と参加したくないお祭りナンバーワン」だと思っていたのは束の間…もう一度参加してみたいかもっ♡!(M気質)