Africa(アフリカのお祭り)

【閲覧注意】黒魔術?ベナンの謎多きブードゥー教の祭り『エグングン』

わっしょい♪ハロー2018!
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!

現在世界3周目中、西アフリカにいる奇祭ハンターのちよ子(@tailovene)です。

いきなりですが、みなさんブードゥー教って聞いたことありますか?

私は正直、今回のお祭りを見つけるまでまったく知りませんでした。
なんでも黒魔術で有名な宗教だとか???
第一印象の響きがまぢでヤバいですよね笑

以前のニジェールでの美男子コンテストを発見したとき同様に、
「何これ!?キューーーん♡」と一目惚れになったお祭り。

それが今回ご紹介するブードゥー教のお祭りなのです!

既に術をかけられた!?
またもや一目惚れしてしまったお祭りに逢いに西アフリカへ飛んできました!

ブードゥー教って?


『ブードゥー(voodoo)』という呼び方は英語読みだそうで、
現地では『ヴォドゥン(vodun)』と呼ばれています。

ヴォドゥンとは、フォン語で『精霊』という意味のようです。

奇祭エグングンの開催日時


ブードゥー教の祭典『エグングン』は、
毎年1月10日
11:00〜17:00に儀式が行われます。

※2018年開催時間は13時前(1時間半ほど押し)でした。


有名人なのか大富豪なのか…マスメディアに囲まれて座席に座った王族方の隣の席になりました☺︎♡笑

長時間の儀式のため、観光客の離脱者多数。
儀式の踊りを近くで見ようと歩きまわる人もたくさんいるので、座席の心配は無用です。

奇祭エグングンの開催場所と行き方


かつて奴隷貿易が行われ連れていかれた場所、
べナンのOuidah(ウィダー)という町にある“帰らざる門”を中心に、『エグングン』の儀式は行われます。

首都のCotonu(コトヌー)からはシェアタクシーで1時間ほど。
ウィダーの宿はどこも予約がいっぱいで満室だったため、
コトヌーから数日間ウィダーへ通いました笑
(日帰りは十分可能です☺︎)

※下におすすめの宿情報を追記したのでご参考に♡

ブードゥー教の歴史


ブードゥー教の発祥地は西アフリカのベナンとされています。

奴隷貿易によって黒人奴隷たちがベナンからカリブ海へ強制連行されたのち、
現地のハイチのキリスト教と習合し伝承され、黒人奴隷の間でブードゥー教は広がり発展したとされています。

しかしカトリック教会からブードゥー教は「奴隷の邪教」としての弾圧が激しく、指導者は火焙りに、ブードゥー教信者や神官の多くは逮捕・投獄されました。
(日本でいう“踏み絵”が、世界でも行われていたんです!😲)

20世紀初頭にアメリカがハイチを占領した際に
アメリカ南部のニューオリンズでも信仰されるようになり、
1987年ようやく国に認められ合法化された宗教になりました。

現在ブードゥー教は類似信仰含め、全世界に5000万人を上回る信仰者がいます。
これは私が大好きなチベット仏教信仰者3000万人を遥かにしのぐ数字なんですっ!どーん!

ブードゥー教の奇祭『エグングン』のスケジュール

奇祭『エグングン』は二部編成になっていました!
写真を多めにシェアしますね☺︎♡

午前の部-生贄の儀式-

親族や地域ごとに歌や踊りの儀式が繰り広げられます。この儀式自体は約1週間ほど続くようです。

儀式はヤギの生け贄の儀式から始まり、憑依させたひとが狂ったように踊りまわるという神が乗り移る呪術が行われます。
(ひょえーʕʘ‿ʘʔ)

イスラム教徒による犠牲祭は以前参加したことがあるのでそこまでの衝撃はありませんでしたが、、

生け贄にしたヤギの死体を口でくわえて踊るなんてっ!聞いてなさすぎる!!

はたまたショーでは何かに憑依されたかのように倒れて運ばれるシーンがあったり。。

いろいろと衝撃映像がすぎました!汗

ショーが行われている傍では、
海岸には多くのブードゥー教徒たちが集まっていました。

地元の人によると
「ヴォドゥンは海にいて、天の力を借りて自分の心で見るの」と信仰があるらしいです。
これは海の向こう側で発展して戻ってきた宗教だからでしょうか。

海岸ではヤギや鶏肉を食べジンを飲み、祈りを捧げることが儀式のお決まりみたいです☺︎

そして司教様(?)が海岸からどことなく突如現れ、
大勢の人々が大興奮&大パニック!笑
この司教様の登場で、お祭り午前の部は終了します。

場所を変えて午後の部へ!
まるでスターを追いかけるパパラッチのようにバイクタクシーで移動しますよ!
わたしは現地にいたガイドさんが次の場所に向かうバイクをパパラッチっ!笑

午後の部-エグンショー-

午後の部は、海岸ではなくウィダー市内で行われます。

午後のエグンショーが行われた場所情報はこちら(06°21′48.29″N 02°05′08.1″E)です!

ここで待ちに待ったエグンの登場です!


このきゃりーぱみゅぱみゅ系のモンスター!笑

私が写真で一目惚れし、現地でも目を奪われたのはこのきらびやかで手の込んだ刺繍をあしらうエグンの衣装!

べルベットやシルク素材で作られインドマドラスのベールを被る、
地元の人の生活からは考えられないほどの豪華で贅沢な衣装です!

目を見ると縁起が悪いと言われているため、
ベールには貝殻などのスクリーンが付けられていて、踊っている者と目が合わないようにされています。

が、視界が全く見えていない状態で激しい踊りをするので、
何度かエグン同士がぶつかったり転倒したりしていました。笑

西アフリカで最も色鮮やかで衣装にも踊りにも目を奪われるとてもエキサイティングなお祭りでした!

モンスターと呼ばれるエグンとは?


この”エグン”は、亡くなった先祖の霊となり、
その家族と地域との絆を強める役割を担っています。

生きている者に特別な忠告を伝えるために、短い間地球に戻ってくると言われているんだそうです。

ブードゥー教信者たちは霊の世界に直接アクセスできると信じていて、
霊は決して遠い存在ではなく、自分の心にとても身近な存在で困難なときには切り抜ける手助けをしてくれるものだと思われています。

エグンは主にお葬式や大きな逆境、受難のときに突如現れるもので、
エグンショー以外の時の出没先がまったくもって不明なんです。

町中でエグンに出会えるのはかなりのラッキー!
日本のお参りの様に少しのお賽銭を払って、
今後の旅の安全を願って招福してもらいました♡

エグンショーでは、子どもたちが目を輝かせて「エグゥーン!」「モンスターっ!」と呼んでいて、きっと憧れで距離の近い存在なんだろうなと微笑ましく感じました♡

宿泊したベナンのおすすめ宿情報

わたしはウィダーの宿泊施設が空いてなかったので、首都のコトヌーを拠点にしてお祭りには訪問していました。

実際泊まってめちゃくちゃ良かったコトヌーの宿と、ウィダーで宿泊したかった宿の2つを紹介しますね!

コトヌーのおすすめ宿『Guesthouse Cocotiers Cotonou』

◾︎キッチン広め◎
◾︎Wi-Fi◯
(時々切れるけど西アフリカにしては合格!)
◾︎シャワー◯
(時々水シャワーになるけど暑いから問題なし!水圧◯)
◾︎蚊帳×
(蚊帳のくせに穴がありました)
◾︎清潔度◎
(毎日清掃していて水回りもいつもキレイ)

値段:ドミトリー約1200円
住所:Rue 12.247 Maison Numéro :33 Cocotiers,Haie vive, Cotonou

ここのホスピタリティは最&高でした!
ナイジェリアから移動して真夜中の到着になってしまったにもかかわらず丁寧に対応してくれて…。
さらには治安や周辺情報をまったく調べていなかったので、
「今から水を買いに行きたいけど夜遅いし真っ暗でこわいー!」と言うと
近くて便利なお店やレストラン情報、物価はこれくらいだ!などなど一緒に買い出しに付き合ってくれながら教えてくれたり…。涙

英語もストレスなく通じるし(英語話せないけどw)、お祭りの情報も教えてくれる!
とても良いオーナーさんでしたヾ(๑╹◡╹)ノ”

宿はこちらからチェックできます💁‍♀️
世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】

ウィダーの宿『Hotel de la Le Diaspora』

泊まってませんが、口コミが良いので私が目星を付けていた宿になります。

お祭りに参加しやすい立地(帰らざる門近く)と口コミ評価の高さが気になりました!
これから行く方は是非泊まってみてください☺︎

値段:ツイン約3500円
住所:
Carrefour ouidah – plage, Ouidah

宿はこちらからチェックできます💁‍♀️
世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】

ついでに寄りたい呪いのマーケット


隣国トーゴの『Akodessewa Fetish Market』も有名ですが、べナンのウィダーにも同様にブードゥー教の儀式で使用される”ヒトや動物の骨などを材料にした呪物”が売られているマーケットがあります。

確かに衝撃的な宗教観のあるブードゥー教でしたが、
みんなが恐れるような(黒魔術的な)ブラックなオーラは一切なくて、
他の宗教となんら変わりない大衆的な文化の一つでした。

海を越えているあたり、価値観や有り難み感は違いそうですね!

YouTube

エグングン掲載情報

今回のエグングンのお祭りの詳細・写真が
週刊新潮さまに掲載して頂きました!

【掲載】奇祭、エグングン|週刊新潮

気になる方はチェックしてみてくださいね^ ^

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