Europe(ヨーロッパのお祭り)

スイスでリゾット食べ放題!リゾットカーニバルのリゾッタータ

わっしょい( ˆoˆ )/
世界のお祭りを巡り続ける、奇祭ハンターのちよ子(@tailovene)です。

寒い寒いさむーい季節になりましね☃️

クリスマスのタンドリーチキンも良いですが
そんな寒いときは温かいリゾットにホットワインなんていかがですか♡?

今回は、当時身も心も傷ついたときに癒してくれたスイスのお祭りをご紹介します!

リゾットカーニバルと呼ばれるリゾッタータとは?

正式名称
『Carnevale con Risotto』

通称リゾットカーニバル、リゾッタータと呼ばれています。

この日は町中のコック達や自治体の方が、大鍋でリゾットを作り住民たちに無料で配るという、物価の高いスイスでバックパッカーする旅人にとってはとーっても嬉しいお祭りなんです!笑

リゾッタータの開催日時

毎年灰の水曜日の前日に開催されます。
(カーニバルが終わる懺悔の火曜日、灰の水曜日の前日を開催日として行われます。)

リゾッタータ予定日程はこちら
2018年2月13日
2019年3月5日
2020年2月25日
2021年2月16日
2022年3月1日

リゾットが配られるのはお昼の12時から!

リゾッタータの開催場所

リゾッタータは、
イタリア語圏のスイス南部・ティチーノ州の各地で行われています。

•リフォルマ広場(Piazza della Riforma)
•アスコーナのルンゴラーゴ(Lungolago)湖畔通り
の二ヶ所が有名!

私が今回行ったのはアスコーナのルンゴラーゴになります。
マジョーレ湖畔と美しい山々がバックにあり、最高のロケーションでした!ヾ(๑╹◡╹)ノ”

なぜ無料なの?リゾットカーニバルの起源

このリゾットカーニバル、キリスト教の謝肉祭にまつわるお祭りとなります。
▶キリスト教のイースターとか謝肉祭ってどんな意味?カーニバルの由来とおすすめカーニバル4選!

カーニバルが終わる懺悔の火曜日、
すなわち断食が始まる前に、富裕層から貧しい人々に食べ物が振舞われていたことから自治体を中心にリゾット・ソーセージ・ポレンタを作って振る舞うスタイルが受け継がれています。

出来立てホヤホヤのリゾットを配るコックさんたち

この日は美味しいリゾットを求めて行列ができるほどたくさんの人々が集まりますよ!

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リゾッタータで振舞われる食べ物

このリゾットカーニバルでは、もちろん温かい美味しいリゾットが振舞われます。
が!それだけではなくソーセージやパンも食べ放題なのです!

まだまだ穴場!オイシイ思いをしたいなら早朝行くべし!

特別扱いされるちよ子

実はこのお祭り。
当時情報があまりなく、地元のホテルの人に聞いても「知らない」「こんなのやってないわー」なーんて言われていたので、
不安になって朝一で目星を付けていた現地に確かめに行ったお祭りでもありました。

現地に着くと大きな鍋が何個も用意されていたので、一目見て開催する確信が持ててホッと安心したのを今でも覚えています。笑

次第にコックたちがポツポツと集まってきてリゾットを作り始めます。
私以外には誰もいなかったのと、アジア人が珍しく遠くから来た客人をもてなすかの様に、
「こう作るんだぞ!」とフレンドリーに声をかけて教えてくれました♥️

リゾットを作る上での材料や工程、
コックたちとの交流がしたい人は朝から行くべし!なのです♡

大きな鍋で材料を混ぜます!
「この米を使うんだぞー!」
「ソーセージだって準備万端だぜ!」

特別に関係者のみが入れる中に入れさせてもらい、
リゾット作りを一緒に参加したり、町の人に振る舞う前のコックたちの試食会に参加して食べさせてもらったりと。
スイス人の温かい心が、iphoneスられたばかりの私のガラスのハートにじんわりと染み渡りました♡笑

配る人も、頂く人も。
笑顔いっぱいお腹いっぱいに食べられるリゾットカーニバル♡

タッパーや鍋を持って来てたくさん詰めてもらう人も多数!
何度も並べば食べ放題っ!最高なお祭りですね♥️