festival(世界のお祭り)

【無病息災】神様と泥まみれの鬼ごっこ!沖縄の奇祭パーントゥ

どうも、汚れるのが大好きなちよ子です♡

先日、ラジオやイベントでお話しさせてもらった、
日本の奇祭代表といっても過言ではない!

宮古島のパーントゥをまとめてみました!

4年前の世界一周出発前から行きたかったお祭りです!


4年越しの想いをどうぞ受け取ってください♡!笑

パーントゥの由来

数百年前、島尻のクバナという海岸で黒と赤の仮面が漂着したそうです。
村人たちは、この仮面を海の向こうから訪れた来訪神として崇拝し、
村の男の人が仮面を被って集落内を駆け回ったことが由来とされています。

パーントゥは、ウガンバーリーという神事で、
鹿児島の悪石島・ボゼや甑島(こしきじま)のトシドンと一緒のポリネシアやミクロネシアのお祭りと近いと言われていて、
2017年、パーントゥをはじめ
日本の来訪神10コをユネスコに登録申請されました。

パーントゥ・プナハ

もともと国の無形文化財に指定されているパーントゥ、
平良島尻と上野野原の二ヶ所で行われていますが、今回は平良島尻のパーントゥをご紹介します!

パーントゥとは、”パーン”が『食べる』、”ピトゥ”が『人』という単語が訛り、
宮古島の方言では、鬼や妖怪、鬼神を意味します。
“プナカ”は『祈願祭』の意味で、”パーントゥ・プナカ”とは『パーントゥ神が現れる祈願祭』のこととなります。

お祭り前日は、集落内に魔物が入ってこないようにと結界を張る「スマッサリ」という行事が行われ、
パーントゥが神聖な儀式なことが既にうかがえますね!

当日のパーントゥは、海で身を清めた後、
全身にキャーンと呼ばれるつるくさ・シイノキカズラをまとい、
マータと呼ばれるすすきを結んだものを頭に一本刺し、
片手にはダンチクという植物で作った杖を、もう片手には仮面を手に持ち顔を隠します。

そしてかつて産湯にも使われた島尻のンマリガーと呼ばれる泉の底から取られる神聖な泥を
顔以外の頭の先から足の先までの全身に塗り、
5人の女性神役(ミズマイ)にウバッタヌシバラ(拝所)で祈願してから集落に姿を表します。

泥を塗った親パーントゥ、中パーントゥ、子パーントゥの3体は、まず宗家にあたるムトゥを訪れ、
ご挨拶とともに祝い酒を飲み交わします。

その後は、3体のパーントゥは四方八方に分かれ、
島尻の集落を駆け回り、老若男女と無差別に泥を付けてまわるのです。

泥塗りの神様から泥を塗られることによって、
一年間無病息災で過ごせると言われているのと、

パーントゥは厄落としの神様とも呼ばれているので
新居や新車の中にも入り、容赦無く泥まみれにして、厄を落とす、

という笑
自分の家ならドン引きの悲鳴が喉の奥から出てきそうな笑

これこそが宮古島の古くからの慣わし、パーントゥ・プナハなのです!

じわじわじわじわ近づいていき、標的を定めたら猛ダッシュ!

泥のついたシイノキカズラなどを考えると約30キロの重さなんだとか。
その重さが感じられないほど、次から次へと集落中を走り回ります!!

もちろん警察官やパトカーも厄落としの対象となりますよ笑
これで交通安全の祈願は完璧ですね!

泥は強烈な臭気を放ち、数日取れないと言われていましたが、
毎年参加している地元の人は、ここ近年は泥の匂いは少し軽減されたようだと言っておりました!

実際、私も厄年なので厄払いしてもらいましたが、自分の想像より臭いは気にならなかったです♡!

こんなにも子どもの泣き声と悲鳴、大人たちの笑い声が歓声が
島尻の集落中に響き渡り、パニック状態になる日は1年でこの日だけ♡!



島尻の子どもたちは地域の人たちに守られて、
明るく元気な子どもに育っていくんだろうなぁ♡
と、ちょっとウルっと心温かくなりました。

悲鳴のあるところにパーントゥあり。

薄暗くなってきた頃のパーントゥは、真っ黒で見つけにくいお化け屋敷感と、
いきなり目の前に現れたりのサプライズが満載でした!

これは大人もこわいっ!笑

詳細日時まとめ

日時◇毎年旧暦9月、旧盆の後の戌の日前後2日間、17:00〜20:00の3時間行われる。

場所◇島尻

あったら便利な物◇汚れてもいい服装、手ぶらが一番!

パーントゥが抱えている問題


現在、パーントゥを悩ませているもの、それは理解のない観光客です。

パーントゥは島の小さな集落で行われるため、駐車場が充分にありません。
地元の自治会の方々が協力して交通整備をやっていますが、不法駐車が悩ましい問題となっているようです。

そして一番悩ましいのが、パーントゥで服を汚された、レンタカーを汚された、と苦情の多い理解のない観光客です。
ですが、”そういうお祭り”に来ていることを忘れないでください!
近年汚されたことに腹を立ててパーントゥに暴力を振るったり、追いかけ回したりする観光客がいた様です。

そうした理解のない観光客のせいで、今年は開催すら危ぶまれました。
そのため今年はPR抑制に徹し、新聞で開催を知らせる発表もありませんでした。
大切な一つの伝統が外部の人によってなくなることはとても悲しく遺憾であります。

泥塗りの神様がくれる泥は、自分の厄を落としてくれるもの。
泥を塗られることにご利益があるものなのを忘れずに、
どうか、地元の人への配慮とパーントゥへの敬意を持って、
笑顔でみんな楽しみましょう!!!!!

youtube & ラジオ

↓パーントゥ・プナハをまとめたyoutubeはこちら↓

FM21 フライデートークにてパーントゥ・プナハについてしゃべってきました♡!
→ラジオの視聴はこちらから♡←

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

ピックアップ記事

  1. 【執筆】世界3周目に突入する奇祭ハンターが選ぶクレイジーなお祭り30選|TRIP…
  2. 『3TOP』とは?奇祭ハンターちよ子のスポンサー様を紹介します♡
  3. 【リアル リメンバー・ミー!】街中がドクロだらけ!死を恐れないメキシコの死者の日…
  4. 西アフリカのニジェールで行われる美男子コンテストがイケメンすぎる♡!
  5. 女子旅におすすめの北朝鮮!金日成主席生誕祭に行ってきました

関連記事

  1. Europe(ヨーロッパのお祭り)

    ギリシャのロケット花火戦争祭り!教会が祝う危険なイースター

    わっしょい\( ˆoˆ )/どうも♡世界のお祭りを巡り続ける、奇祭…

  2. Europe(ヨーロッパのお祭り)

    本場ドイツの大宴会!ビールの聖地ミュンヘンのオクトーバーフェスト🍺

    どうも♡ビールが美味しい季節ですね!と、書きたかったんですが、…

  3. Europe(ヨーロッパのお祭り)

    南スペイン・アリカンテの火祭りは消火のプロによる水かけ祭りだった!

    スペインの火祭り!といえばバレンシアで3月に行われる火祭りですが、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最新のつぶやき♡

最近の記事

  1. media

    【執筆】世界3周目に突入する奇祭ハンターが選ぶクレイジーなお祭り30選|TRIP…
  2. Africa(アフリカのお祭り)

    西アフリカのニジェールで行われる美男子コンテストがイケメンすぎる♡!
  3. media

    【掲載】「奇祭ハンター」、旅の軌跡|週刊新潮
  4. CentralAmerica(中米のお祭り)

    【リアル リメンバー・ミー!】街中がドクロだらけ!死を恐れないメキシコの死者の日…
  5. News!(お知らせ)

    『3TOP』とは?奇祭ハンターちよ子のスポンサー様を紹介します♡
PAGE TOP