わっしょーーーい\( ˆoˆ )/
世界のお祭りを巡る、奇祭ハンターのちよ子(@tailovene)です。
今回はアジア三大カラフル祭りのひとつ!
(勝手に決めた)
タイ国内でも徐々に知名度が爆上がりしてきて人気になってきたとウワサのピーターコーンを取材しました〜っ!!!
目次
ピーターコーンとは??
正式名称は「ผีตาโขน(ピーターコーン)」になります。
タイ🇹🇭ピーターコーン
開催日:2019年7月5〜7日
場所:タイ北東部ルーイ県ダンサーイ仏陀の前世である王子が修行をしていた森から王都に戻るときに
森の精霊たちが王子に戯れながら後を付いていったという仏教説話が由来。カラフルで大きな仮面をつけた精霊たちの行列がみどころ!#奇祭情報 pic.twitter.com/mdblhAcuGc
— ちよ子/奇祭ハンター@トルコ🤼♂️ (@tailovene) July 3, 2019
元々は、
ピー ผี [phǐi] =精霊・お化け
ターム ตาม [taam] =(後に)付いていく
コン คน [khon] =人
という「精霊が人に付いて行く」の意味があったのですが、
現在ではそこから
ピー ผี [phǐi] =精霊・お化け
ター ตา [taa] =目
コーン โขน [khǒon] =仮面劇
という意味に変わったそうです。
ピーターコーンの開催日時
精霊信仰の影響もあり、
毎年開催日は霊媒師の占い(お告げ)によって決まるそうです。
大体6月〜7月の雨季の頃に開催されます。
ここ数年は土日に重ねることが多いみたいです!
ピーターコーンの開催場所
タイ北東部、ラオス国境に近いルーイ県ダーンサ—イ市で開催されます。
ピーターコーン祭り会場は、
Wat Ponchai(ポーンチャイ寺院)という仏教寺院と、ダンサーイ市役所前
を中心にパフォーマンスが行われます。
ダンサーイまでの行き方
バンコクからのアクセスはバスか飛行機が一般的。
•バスで行く場合
モーチットのバスターミナルからルーイまで約10時間、
さらにルーイ市内バスターミナルからダーンサーイ行きのバスに乗車して約2時間ほど。
•飛行機で行く場合
バンコクからルーイまでノック・エアー(Nok Air)とエア・アジア(AirAsia)が毎日運航しています☺︎(往復1万円くらい)
①ルーイ空港からダーンサーイまでは、空港にあるタクシーをチャーターするか(750バーツ)、
②ルーイ市内バスターミナルまでソンテウ(乗合バス)で移動し、
そこからダンサーイまでバスで向かうかになります。(所用約2時間)
ダンサーイ行きバスは189バーツだったよ!
空港で精霊たちのお出迎えとお見送りはめ〜っちゃテンション上がりますっ♡
行くならぜったい飛行機推し〜っ!!!✈︎✈︎✈︎
バンコクから1時間ちょっと、
ルーイ空港に到着〜!いやぁぁああ🥺💖
精霊たちがもうお迎えにきてくれてるぅぅぅうううう🥰♥️♥️♥️♥️踊りが想像以上の斜め上にかわいくて
こりゃ本番めちゃ楽しみだわww pic.twitter.com/fyJaLdmSZJ— ちよ子/奇祭ハンター@タイ🎭 (@tailovene) July 4, 2019
ピーターコーンの由来
この祭りは、仏陀(ブッダ)の前世である王子様が森で修行をしていて、王都に戻るとき、森の精霊や動物たちが王子様の後を付いてきちゃったという仏教説話(ジャータカ)に由来しているらしいです。
これがブッダの前世の王子に付いてった精霊たちだよ🧚♀️笑
子どもの腰つきがめちゃカワイイ〜っ!🥺♥️#ผีตาโขน pic.twitter.com/7DiysA5Mij
— ちよ子/奇祭ハンター@タイ🎭 (@tailovene) July 5, 2019
この仏教説話と、
むかしチェンカーンに捕虜として連行されたタイダム族の精霊信仰がミックスされ、
豊作を願う雨乞いや厄払いの意味が込められた祭りとなったそう。
子宝祈願の意味合いが強く感じました笑
ピーターコーンのスケジュールと見どころ
◆2019年7月5日(金)
3:00 : ポーンチャイ寺院で伝統儀式と仏教儀式
10:00 : オープニングセレモニーに続いて、インターナショナル・マスク・ショーとカルチュラル・パフォーマンス
13:00 : ダーンサーイ市役所前にてスペシャルライブ
最も盛り上がるのは2日目!
◆2019年7月6日(土)
8:00 : ポーンチャイ寺院や地元の学校などでピーターコーン・パレード
10:00 : ピーターコーン・フェスティバルのオープニングセレモニー、続けてピーターコーン・パレード
13:00 : ダーンサーイ市役所前にてスペシャルライブ
15:30 : ポーンチャイ寺院にて伝統儀式と仏教儀式
◆2019年7月7日(日)
ポーンチャイ寺院を中心に伝統儀式と仏教儀式
初日のオープニングセレモニーや2日目のパレードには、他アジア諸国(インドネシア、ラオス、フィリピン、中国)のマスクたちが駆けつけてきてた〜!
他国のマスクがタイの音楽で踊るここでしか見られないオリジナルダンスや、マスクたちの集合写真はめちゃくちゃレアですよ〜っ!
\ピーターコーン初日/
オープニングセレモニーではラオスやフィリピンなど各国のマスクたちが大集合〜!!!去年行ったフィリピンの
マスカラ・フェスティバルもきてたぁ〜〜〜!🎭💖
音楽聞くと懐かしさで溢れたよ〜😊 pic.twitter.com/loeT4LNcS3— ちよ子/奇祭ハンター@タイ🎭 (@tailovene) July 5, 2019
お祭り中に使われる音楽は、主にルークトゥン(大衆音楽)で、
腰に付けた鈴を鳴らすように、ダイナミックかつ本能に任せたような腰の振りと自由でかわいい振り付けが特徴的!
その自由さが見ている観光客も躊躇なく混じっていけるほど、仮面たちとの距離が近い(敷居が低い)お祭りでした♡
\ピーターコーン2日目/
一番盛り上がるメインパレードは、
セルフィーし放題に踊り放題💃
仮面たちと楽しめる参加型パレードですっ!#ผีตาโขน pic.twitter.com/3o5iF72Jqy— ちよ子/奇祭ハンター@タイ🎭 (@tailovene) July 6, 2019
(雨季前はスコールがたまにあります)
仮面たちの雨乞い効果ですかね!?🤗
パレードはもちろんのこと、
市役所前では毎晩コンサートが行われています。
ふつうならただのダンスパーティーですが、
ピーターコーンはマスクを付けたまま踊る精霊が多いこと!!笑
めちゃくちゃ盛り上がるのでおすすめです〜!
精霊たちのマスク
地元の人たちが付けている仮面は、
主にココナッツの幹と、頭に細工を施したフアット(もち米)を蒸かす竹カゴを乗せて完成されてるみたい!
チームごとに仮面や衣装を揃えていたり、
小さい頃から踊り続けていることを匂わすような手作り感満載の衣装だったり…笑
カラフルで特徴的なお面の精霊たちを見ているだけで楽しい気分になってしまう〜っ!😍
ポーンチャイ寺院内にあるピーターコーンミュージアム前には、無料でマスクと衣装が試着できますよっ😘
まとめ
仮面の色彩が豊かで、ぶっ飛んだオブジェと表現力に圧倒されて笑いっぱなしだったピーターコーン。
身近なタイでも日本の感覚の違いを肌で感じることができて、視野がものすごく広がりました笑
ピーターコーンは日本の感覚でいうと、
よさこい祭や阿波踊り、祇園祭りの様ないわゆる風物詩のひとつみたいです。
ぜひタイの変わった風物詩に参加してみてくださいヾ(๑╹◡╹)ノ”🌈
私はしばらく楽しさが忘れられませんでした…
はぁん🥺
ピーターコーン楽しすぎて今日は写真見返すしかやってない🥺🥺🌈 pic.twitter.com/SWPC2haAu4— ちよ子/奇祭ハンター@タイ🎭 (@tailovene) July 17, 2019